エンジンかからない原因は何?ハイエースだと修理費用は?
5人家族で移動するために、
それまで8人乗りエスティマでしたが、
荷物のある旅行や両親などを乗せる時は
やはりかなり窮屈に。
アルファなどとも比較検討しましたが、
10人乗れるハイエースに決定!
価格は決して安くはないのに、
全体的なつくりは一般的な乗用車に較べると
ドレスアップしなければ、チープ感があるのは否めないですよね。汗
今時は、軽自動車ですら、
HIDランプやキーフリーが付いてるのに、
ハイエースにはそんなものはありません。笑
スライドドアーも左側だけ、
後席窓も手動式のスライド小窓だけ、
シートも業務チックなサイズや形
デザイン面で不満を上げるときりはないですが、
移動手段として考えるならば、
非常に役立つ相棒でした。
そんなハイエースを運転していたら
ある日急に、エンジンがかからない!?
というピンチに遭遇!
たまたま、出かける前だったからよかったものの、
僕がこの状況に対してどんな風に対処したのか?
このブログにまとめています。
■ハンドルロックとシフトをチェック!
エンジンがかからないのは、
車の燃焼系、電気系などに故障が起きている可能性もありますが、
車の「仕様」でエンジンがかからなくなることがあります。
考えられる例を3つ挙げていくと、
1.ハンドルロック
エンジンを切ってキーを抜いた後、
ハンドルを少し回すと、ハンドルが動かなくなります。
これはハンドルロックと呼ばれる状態で、
盗難防止目的の仕様です。
ハンドルロックを解除するには、
ハンドルを少し動かしながら、
キーを回せばOKです。
2.ギアシフトがPに入っていない
ギアをD(ドライブ)などに入った状態で、
エンジンを停止していた場合にも、
キーが回らず、エンジンがかからなくなります。
ギアはP(パーキング)もしくは
N(ニュートラル)に入っていないと、
回らない仕様になっているので、
PかNに戻すようにしましょう。;
3.気温が低い
気温があまりにも低くなっている場合、
一時的にエンジンが正常に始動できなくなる
ことがあります。
時間を空けて、何度かキーを回していれば、
そのうちエンジンがかかるようになります。
ただ、1度に長い時間、
キーを回しっぱなしにするのは避けましょう。
エンジンに負担をかけてしまい、
余計なエンジントラブルを招いたり、
部品の消耗を早めて修理代がかかります。
この3つのどれにも当てはまらない場合、
いよいよ、車に故障が起きていることが考えられ、
何かしらの修理が必要になってきます。
■セルモーターは回る?回らない?
エンジンがかからない原因を特定するには、
セルモーターが回るかどうか?(キーが回るかどうか?)
が大きな目安になります。
・セルモーターが回る場合
セルモーターを回すと通常、
キュルキュルという音がしますよね。
キュルキュル音はするけれど、
エンジンがかからない場合には、
燃焼系に異常が起きている可能性が高くなります。
点火プラグから火花がきちんと出ていなかったり、
燃料がエンジン内に正常に供給されていなかったり、
といったケースが考えられます。
キュルキュル音はせず
「カチカチ」という音しかしない場合には、
電気系統のトラブルが考えられます。
バッテリー上がり(電圧が下がっている状態)か、
オルタネーターという部品の故障、
ヒューズ切れ
などなどが考えられます。
・セルモーターが回らない場合
セルモーターすら回らない場合には、
まずは、電装品(オーディオやエアコンなど)が
機能するか確かめてください。
電装品がまともに動かない場合、
バッテリー上りがかなり深刻な状態になっていて、
そのせいでセルモーターも回らなくなっていることが考えられます。
電装品は使えるのであれば、
セルモーター自体が壊れている可能性が
高くなります。
■気になる修理費用はどのくらい?
エンジンがかからない原因は、
- 燃焼系の故障
- 電気系の故障
- セルモーターの故障
と多岐にわたっているので、
修理費用もかなり幅が出てきます。
もし点火プラグの交換だけで済むくらい
症状が軽い場合には、部品代と工賃を合わせて
5万円もあれば足ります。
けれども、セルモーターが故障していた場合には、
部品代だけで5万円以上。
修理の手間も意外とかかるらしいので、
2万円以上はかかります。
合計で10万円は見たほうが良いです。
さらに電気系統でオルターネーターという
部品が故障していた場合には、
20万円近い修理費用が掛かります。
僕の場合はというと、
セルモーターの故障という結果になり、
業者での修理見積もりは
【9.5万円】
でした。
■修理する前に絶対に確認しておくこと
仮に5万円の価値しかない車に対して、
10万円も払って修理をするのは、
なんだかおかしい気がしますよね?
10万円かけて修理をしても、
車の価値は5万円から15万円に
アップするわけではりません。
5万円のままです。
だからと言って、放っておいても
故障は治ることはありません。
そこで、
修理する前に絶対に
エンジンがかからない車の修理のために、
大金を払う必要があるのか?
ぜひ検討すべきです。
エンジンがかからない状態では、
他のパーツにも遅かれ早かれ
ガタがくることが考えられます。
そのたびに修理費用を払って乗り続けるよりは、
今のうちに売ってしまったほうが、
ずっとお得かもしれません。
何か特別な思い入れもないのであれば、
修理費用と、車の価値を合わせた分を頭金にして、
新車を購入費用に当てるほうが、
経済的じゃないでしょうか?
■車の価値を正しく知る方法
自分の車が今、いくらで売れるのか?
というのは、中古車買取業者によって
かなり異なります。
ある業者では、査定額が出なかったとしても、
別の業者で見積もりをしてもらったら、
10万円以上の値がつくことは珍しくないんだとか。
より高い価格で買い取ってくれる業者を見つけるには、
とにかく数勝負です。
たくさんの業者に見積もり依頼をすることが、
車を高く売るための唯一の手段です。
そのためには、一括見積サイトを使うのが
やはり便利ですよ。
・メーカー
・車種
・年式(多少ずれていてもOK)
・走行距離(多少ずれていてもOK)
といった簡単な項目を入力するだけで良いので、
スマホから操作しても1分ほどで済みます。
ちなみに、僕の車の査定結果は、
安い業者では【5.2万円】
高い業者では【24.4万円】
なんと20万円近い差が開きました!!
たった1分の手間を惜しんで、
手近な業者で妥協していたら、
20万円も損をしていたわけです。
そう考えると、
背筋がぞっとしますね。汗
↓↓↓
■車を査定してもらうベストなタイミング
思いがけず、高値で買い取ってくれる業者を
見つけることができたわけですが、
車を査定してもらうなら、
できるだけ早いほうが良いですよ。
古くなればなるほど価値はやっぱり下がってしまうんですが、
それ以上に、深刻な影響を与える要因があります。
モデルチェンジやリコールなどが発表されると、
一気に買取価格が安くなってしまうんです。
こうした発表がいつあるのか?なんて、
業界関係者じゃなければわかりません。
査定結果にはたいてい、
1ヶ月くらいの保証期間が設けられていますから、
早目に金額をはっきりさせておくことで、
損をする心配もなくなりますよ。